泡沫分離装置・業務用活魚水槽・ショーケースの福武冷気工業所

泡沫分離装置とはマイクロバブルのような細かい泡を大量に生成する装置で、海水中に溶存しているタンパク質（プロテイン）を分解除去します。

魚介類は細菌やウィルスなどの病原菌類及び寄生虫の侵入を防ぐために、体表粘液（タンパク質）を分泌し続け、体を守るバリアーとして機能させていますが、そのタンパク質や排泄物、餌の食べ残しなどがろ過槽内のバクテリアにより、アンモニア（魚にとって猛毒）→亜硝酸（けっこう毒）→硝酸塩（弱毒）へと分解され変化し蓄積されていきます。硝酸塩は魚にとっては弱毒ですが、水槽内に蓄積されると海水を入れ替える必要があります。

泡沫分離装置は海水中に溶存しているタンパク質をバクテリアが分解する前に除去します。ろ過装置で濾過する前に水中内のゴミを除去し、ろ過装置の負担を軽減します。さらに、ろ過装置でも取りきれないゴミも除去できます。また、強力なエアーレーション効果により撹拌させることで水中の溶存酸素が多くなり、魚介類が過ごしやすい環境にすることができ、水槽内の活性を向上させる効果があります。